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BE KUWA No,95
ビークワ95号は『カブトレコード 大特集‼』です。
第1部は『カブトレコード コンテスト 2025』で、今年の登録個体18頭をご紹介。
なんとびっくり、またもやヘラクレス・ヘラクレスが更新されました。
182mmを超えたあたりから一時期のオオクワガタみたいな更新頻度で、まるでリミッターが切れたかのようです。
その他にもゾウカブト5頭、カルコソマ2頭、ゴホンツノ2頭など、大型でスペースをとる種が複数更新されました。
第2部は前号でやったクワガタ大型レコード特集のカブトレコードバージョンです。
カブトレコードは2025年更新分を含めて82個体が登録されており、前号と同じように登録個体すべての産地、幼虫のエサ、飼育温度、飼育年月(おおよその幼虫期間)、最終容器サイズを抜き出すとともに、今回は幼虫体重も表記しました。カブトムシの飼育にご興味のある方は、確実に飼育の参考になると思います。
レコード関連の飼育記事として、南米に生息するヒサシサイカブトとハビロヒナカブトの飼育記事を取り揃えました。
南米の中~小型カブトムシの飼育記事など、こういう機会でもないとなかなか取りあげることがございません。
カブトムシに興味のある方ならば、知識として見ておいて損はない記事です。
そして、もともとは前号で発表予定だった『クワガタ チビ♂ & ♀レコード』。
前号のクワガタ大型レコード特集があまりにもページを食いすぎたため、発表が今号にズレることとなりました。
掲載したのは2024年10月12日の94号発表〆切までに応募された個体を対象としており、計28♂36♀となっています。
大型レコードとともにこちらも応募数が年々増えており、とくに♀レコードはまだまだこれからという感があります。
レコード関連以外では、オオクワガタや宮崎県の採集記の他に、『注意すべき採集に関する危険』という記事を掲載しています。
採集に危険はつきものですが、本誌編集部の土屋が今までに経験したあれやこれやをひとつの記事にまとめました。
実はこの記事は5年以上前に書いていたのですが、なかなか発表できる機会が巡ってこず、やっと陽の目を見たというものです。
ハブが襲い掛かってくる決定的瞬間の写真は、あまりのスピードのためにまともに写っていないのですが、底知れぬ恐怖を感じとっていただけるでしょう。
その他、前号では当方の理由により休載していただいた『ホペイの世界』『虫のためなら、どこへでも!』『HirokAのヘラヘラ漫遊記』をはじめとして、連載記事も通常通りに掲載しております。
本格的な春を迎え、虫のシーズン開幕の季節。
95号をご覧いただき、世界のカブトムシにも目を向けていただければと思います。

BE KUWA No,95